当サイトでは完全栄養食を提供しているブランドにインタビューを通して、多くの方に完全栄養食の開発の想いをお伝えしたいと思っております。
今回は完全栄養食のチョコレートとして有名な「Andew」の代表である中村恒星さんにインタビューを行いました!
Andewの開発の想いや、大変だったエピソードについて詳しく聞いてきました!

まず最初に簡単な自己紹介をお願いします
世界一やさしいチョコレートandew代表の中村恒星です。
北海道大学の医学部の学生で、4月から研修医として活動します。

学生でありながら、チョコレートの開発も行っているのですね!
チョコレート開発と、医学部って、あまり馴染みがないのですが…
どうして完全栄養食を開発しようと思ったのですか?
きっかけは皮膚科でとある病気を持っている方との出会いでした。
皮膚が荒れていて、皮膚の再生には、栄養が必要なのですが、口の中が荒れていて、思うように栄養のあるものが食べられない。食事をたくさん摂ることができない。という方がいました。
そういった方達に、”簡単に栄養を摂ることができるような商品を開発したい”というのがきっかけでした。

医療の現場では、完全栄養食という概念はそこまで珍しくありませんでした。
しかし、どれも粉末タイプなど”ザ・クスリ”みたいなものばかり…
使っている患者さんからしたらモチベーションも下がってしまうと思います。
そんな時に、BASE FOODやCOMPが出てきて、「こういうコンセプトで何か作ることができないか?」というのがきっかけですね。
Andewはどういった方に利用していただきたいですか?
もちろん、栄養が摂ることが難しい患者様に利用していただきたいと思っております。
それ以外にも全てのユーザーに利用してもらいたいですね。(ざっくりしておりますが…)
これまでにも、他の完全栄養食、オリンピック選手、モデルさんなど多くの方に利用していただいております。
Andewを開発していく上で、困難だったことはありますか?
やはり、「美味しいチョコレートを作ること」ですね。
まずいチョコレートだと意味がありません。
最初は手の熱でチョコレートが溶けてしまうなど、失敗続きでした…
いかに、栄養があり、美味しいチョコレートを作るかを追求するのに苦労しました。

最初は乳アレルギーを持つ友達のプレゼントのために作ろうと思ったのがきっかけです。
その友人は誕生日に自分でケーキを作るくらい甘いものが好きだったのでどうにかできないかと思いました。
最初「乳、卵、小麦を使わないガトーショコラが作れないか」と相談した時に、呆れられてしまいました…
でも試行錯誤をして無事に作ることができました。
お客さんとのエピソードがあれば何か教えてください
去年のバレンタイン(2022年2月)の時に、嬉しいことに予想よりも多くの方からの注文がありました。
その嬉しさの反面、配送に大きな遅れが生じて、2週間近く遅れてしまいました…
その後3月くらいにあるお婆さんから手紙が届きました。
バレンタインの日に亡くなりそうになっていたお爺さんに対してAndewのチョコレートを食べて欲しかったそうです。
しかしお爺さんは、Andewのチョコレートを食べる前に無くなってしまって仏壇の前にチョコレートを飾っているといった内容でした。
この時に私は、購入してくれた嬉しさよりも、自分のチョコレートをお客様に届けることができなかったという悔しさをとても感じました。
完全栄養食の未来についてどう思いますか?
自分は、食事の意義としては「栄養を補給すること」だけではないと思います。
多くの完全栄養食のコンセプトは「栄養を補給すること」に大きな重きを置いております。
しかし、自分は「少し栄養が劣っていても美味しい食品」を目指したいと思っております。
今後の展望について
病院では完全栄養食のコンセプトがあるましたが、普通の食卓にはあまり浸透してないと思います。
そこで、普通の食事として一般の社会に浸透させたいと思っております。
Andewはギフト系の完全栄養食としては群を抜いていると自負しております。

また、今後は世界進出を目指していきます!

完全栄養食チョコレートを作った時から世界進出を目指していたんですよね。
チョコレートは世界中で食べられていますよね。
仮に、あんこをアメリカで販売してもあまりウケは良くないと思っております…
チョコレートなら世界に通用すると考えております。
まとめ
今回は完全栄養食のチョコレートとして非常に有名なAndewの中村さんにインタビューを行いました!
完全栄養食を通して、様々な方を助けたいという想いがとても強く感じてきました!
今後自分も1ユーザーとしてAndewのチョコレートを楽しんでいきたいと思います!
Andewの公式サイトはこちら!